横浜中華街にある「ヨコハマおもしろ水族館」。吉本興業がプロデュースしており、中国南の島にある小学校を再現した水族館です。校門のエントランスを抜けると下駄箱水槽があり、校長室や体育館、音楽室など小学校に通っている気分にさせてくれます。学び舎をモチーフに作られた水族館ということもあり、水槽の前に魚の名前や生態に関する問題を出題。魚を見て楽しむだけではなく、「魚に興味をもち、考える機会をくれる」。そんな学べる水族館です。
おもしろ要素たっぷりの水槽と生物たち
館内は大きく分けて「魚の小学校」と「魚の幼稚園」の2つに分かれています。魚小学校の体験ゾーンには、カレーライス水槽の中のカレールーをイメージした砂の中にヒラメがいたり、たこ焼き水槽の中には予想通りのタコが隠れていたりと、一味かわった生き物の展示をしているところがおもしろいです。自分が好きだったのは、寿司水槽。カサゴやメバルが寿司屋のネタを置くガラスケースでできた水槽内を、悠々と泳いでいます。その他にも伊勢エビと天丼のサンプルが一緒の水槽に展示されているのを発見したときは、思わず笑いがでてしまいました。さすが、吉本興業のプロデュースした水族館です。
小さなお子さま目線の水族館
「魚の幼稚園」ゾーンは、小さなお子さまの目線に合わせて土足厳禁になっていたり、低い位置に水槽を展示していたりと工夫がされています。
子どもの時に愛らしい魚や、大人になると色や模様が異なる稚魚などが展示されていました。ニジマスの子どもやヒラメの子どもなど、小さくてかわいい魚が観察できます。
館内情報
ヨコハマおもしろ水族館はチャイナズスクエアの3Fにあります。同じチャイナズスクエア内には、他にもカラオケ店や白龍写真館、ゲームコーナーなど楽しめる施設も。エステサロンやドクターフィッシュなどのリラックス施設、食事ができる店舗もあります。「買う・遊ぶ・癒す・食べる」を展開するチャイナスクエアビルは1日遊んでも遊び足りません。
チケット料金
・大人(中学生以上)/1人 1,500円
・子ども(4才~小学生)/1人 750円
お土産
水族館内にあるショップ「おもしろ商店街」。ぬいぐるみや文房具など、オリジナルグッズが販売されています。中でも水族館の名物「オオグソクムシ」の飼育に関連した商品が人気を集めているようです。おもしろ商店街には他にも占いコーナーや変身写真館がありました。子どもやカップルにおすすめのお土産ショップです。
アクセス方法
住所:神奈川県横浜市中区山下町144 チャイナスクエアビル3F
電車:
・石川町駅 中華街口より徒歩5分(JR 京浜東北線・根岸線)
・元町・中華街駅2番出口より徒歩8分(東急東横線・みなとみらい線)